締めのラーメンから学ぶ塩分と高血圧の関係

 

飲み会の後によく行く締めのラーメンは本当に美味しですよね。
でも、一体なぜ飲んで食べた後なのにまたラーメンが食べたくなるのでしょうか?

 

飲み会の後、体の中ではアルコールを分解するために非必須アミノ酸のアラニン、グルタミン酸、亜鉛、ビタミンB1の栄養素を必要とします。
実は、この失われた4つの栄養素はラーメンに多く含まれているんです。

 

アラニンはとんこつのゼラチン質、かつお節等に多く含まれ、グルタミン酸は小麦麺に含まれて、牡蠣に多く含まれる亜鉛は魚介類に多く含まれています。
そのため、もともと美味しいラーメンですが、体に足りない栄養素を補えた喜びで体も喜んでしまいます。

 

これが、飲み会の後にラーメンが食べたくなってしまうからくりです。

 

 

 

何がいけない?

気にされている方も多いのではないかと思うのですが、飲み会+ラーメンでは過剰に栄養やカロリーを取り過ぎている状態です。つまり肥満です。
体の中では、あなたが寝ている間に、肝臓はアルコールの分解を、胃腸は消化活動で一生懸命働きっぱなしです。
その結果、肥満だけでなく、睡眠不足、肌荒れ、むくみの原因につながってしまいます。

 

 

高血圧とどう関係があるの?

アルコールは適量であれば、血圧は下がる効果もありますが、飲み過ぎると高血圧を促進させるだけでなく、中性脂肪の増加に伴う動脈硬化も進行させてしまいます。
さらに、ラーメンには塩分が多量に含まれています。

 

塩分を摂り過ぎると血圧が上昇するという考えは、塩分を摂り過ぎると、体の水分に含まれる塩分濃度が高くなり、体の塩分と水分のバランスが崩れます。
体は、塩分濃度を低めようとするために水で薄めようとしますので、のどが渇いて水分を補給しようとします。

 

水分を摂り過ぎると、血中の水分濃度も高くなり、心臓が血液を押し出す力を強める必要が出てきます。
心臓が血液を押し出す力が強まるので、血圧が上昇したままとなり高血圧を促進させてしまいます。

 

その他、血管は筋肉で出来ているのですが、筋肉に塩を振ると収縮する特性があります。
塩分を取り過ぎた血管は収縮しますので、血管が細くなり、血圧が上昇する事になります。

 

 

最後に

飲み会やラーメンをキッパリやめてしまうと逆にストレスになり大変つらい思いもします。
それに、付き合いも悪くなってしまっては、つまんないですよね。

 

飲んだり食べたりする頻度と量を少しづつ減らして無理のない制限をかけたりするなど、自分にあった抑止方法を見つけることが健康を維持するための鍵となりそうです。